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№200108文献紹介

項目 文献の内容
区 分 JTA委員会研究成果報告書
図書番号/分類番号 №200108/
図書名/雑誌名 シールド施工管理のポイント/
主題/副題 /想定トラブルの原因と対策
著者名・発表者 都市トンネル小委員会
所 属 社団法人日本トンネル技術協会
発行所 社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月 2002年(平成14年)2月
掲載頁 -
総頁数 96頁
体 裁 サイズ
内 容 はじめにより
都市を支えるインフラの高密度化と道路交通の激化、そして沿道の土地利用の集約化、都市活動の24 時間化など、シールド工事の施工環境はますます厳しくなっています。常々施工の安全には力を注いでいるところですが、基本的事項の不徹底や慣れからトラブルは発生しています。トラブルの内容によっては単に工事現場周辺の問題にとどまらず、都市の機能を阻害することになりかねないことから社会的影響は甚大となります。また、コンピュータの発達・導入は、現場における施工方法を一変させ、施工体制の分業化を押し進めることとなっています。その結果、現場において総合的な視点で施工管理を指揮できる技術者の減少が顕在化してきました。一方、少子高齢化社会における技術者の確保の困難性や高齢化などに対応するため、施工管理に係わる技術力の維持・継承を図ることが重要となっています。そこで、シールド工事に経験の浅い技術者に施工管理のポイントを知ってもらうため、経験豊富な幹事会メンバーが中心となり「シールド施工管理のポイント」(想定トラブルの原因と対策)を作成しました。本書は、シールド工事の施工手順に沿い、各工程でのチェックポイントと関連の基本事項を解説し、それに係わる想定トラブルを事例として掲載し、原因の究明や具体的な対策を平易に記述したものです。従って、若手の施工管理に携わる技術者はもとより、中堅者にも活用していただきたいと考えています。本書を活用されることにより、類似のトラブルが未然に防止され、あるいは影響を最小限に止められ、シールド工事における安全確実な施工管理の一層の促進が図れることを期待しています。
目 次 第1 章 シールド
1-1 シールドは施工条件や地山条件に適合しているか、1-2 掘削機構はシールド形式や地盤条件等に適合しているか、1-3 掘進機構等はシールド形式や地盤条件等に適合しているか、1-4 セグメント組立機構はセグメント形状・形式に適合しているか
第2 章 シールドの発進到達
2-1 発進設備工に手落ちはないか、2-2 仮壁取り壊し作業は安全か、2-3 初期掘進時の地山安定は確保できているか、2-4 到達はうまく処理できたか
第3 章 線形管理
3-1 基準点および主要な測点については、引照点を設けたか、3-2 坑内測量のチェックは、複数の方法を採用しているか、3-3 推進管理測量計画では、曲線部も考慮したか、3-4 推進中のシールドとセグメントの位置関係を把握できているか、3-5 ジャイロコンパスを用いた自動測量の特徴を理解しているか、3-6 曲線部における中折れ開始、終了時期について計画したか
第4 章 泥水式シールドの掘削管理
4-1 切羽泥水圧力の管理値が適切か、4-2 泥水品質は地山に適合しているか、4-3 掘削土量は管理範囲に入っているか、4-4 送排泥設備に異常はないか、4-5 泥水処理設備に異常はないか
第5 章 土圧式シールドの掘削管理
5-1 切羽泥土圧の管理値は適切か、5-2 添加材の選定、注入量、配合は適切か、5-3 掘削土量は管理範囲に入っているか、5-4 排土機構は適切か、5-5 掘削土搬出設備の能力は足りているか、5-6 掘削土処理設備に異常はないか
第6 章 一次覆工の施工管理
6-1 セグメントの貯蔵および運搬時には丁寧に扱っているか、6-2 セグメントの組立ては決められた順序で慎重にセットしているか、6-3 セグメントに大きな目違いなどがなく、真円に組み立てられているか、6-4 掘進時のテールクリアランスが確保されているか
第7章 裏込め注入
7-1 裏込め注入材は要求機能を満足しているか、7-2 テールボイドの発生とともに確実に注入充填されているか、7-3 注入量と注入圧は適正か、7-4 注入材の品質試験を定期的に行っているか
第8 章 防水工
8-1 セグメント継手目地に開きはないか、8-2 シール材は適切に選択・施工されているか、8-3 セグメントに充分な防水対策をとっているか、8-4 漏水処理は適正か
想定トラブル目 次
第1章 シールド
■歩車道境界部から泥水が吹き出した!■シールドテール内に裏込め注入材が漏れてきた! ■シールドジャッキ推力が増大し、掘進が不可能となった!■シールドジャッキ推力が増加し掘進できなくなった! ■キーセグメントの挿入が出来なくなった!
第2 章 シールドの発進到達
■反力受けが変形した!■鏡切り直後のエントランスパッキンから泥水が噴き出した!■パッキンが反転しそうだ! ■仮壁取り壊し時に地下水の湧水で地山が崩壊しそうだ!■直接切削壁切削完了間際にカッタが回転不能になった!■シールド発進直後、地盤沈下の傾向が見られた!■到達口とシールドとの隙間から土砂(地下水)が立坑内に流入し始めた!
第3 章 線形管理
■測点がなくなっている! ■測量誤差が大きくなっている! ■測量のため、シールド掘進作業を止めてしまった!■間違った測量結果を伝えてしまった! ■セグメントと、シールドが競ってしまった! ■シャイロコンパスの計測値が変だ! ■シールドの蛇行量が増えていく!
第4 章 泥水式シールドの掘削管理
■地表面沈下量が管理値を超えそうだ! ■切羽泥水圧力を保持できない!■掘削土量測定値が管理値上限を超えてしまった!■シールドチャンバーからクラッシャーの間で排泥管が閉塞した!■スクリーンの低周波振動により、近隣家屋の建具がガタつく!
第5 章 土圧式シールドの掘削管理
■シールド通過後に路面沈下量が増えてきた! ■チャンバー内閉塞を起こし、掘進不能になった! ■ポンプ圧送時、排土管が閉塞した! ■シールド通過1ヶ月後、地上部に沈下が生じた! ■一次スクリューコンベヤーが異常摩耗し排土不能になった!■圧送ポンプが壊れ、掘進不能になった!■残土改質処理装置から出てきた土砂が改質されていなかった!
第6 章 一次覆工の施工管理
■保管中のセグメントに異状が発生した! ■運搬中のセグメントが破損した! ■ボルトが入らず、組み立てられない! ■目違いや目開きが多い! ■ボルトが緩み、漏水が発生!■組立中にセグメントに欠け、クラック発生! ■急曲線施工の掘進中にセグメントに欠け・クラック発生!■テールクリアランスがなくなり、異形セグメントが組めない!
第7 章 裏込め注入
■発進部のセグメントと躯体との間から漏水が止まらない!■RCセグメント継手部からの漏水が止まらない! ■Kセグメントが脱落しそうだ!■裏込め材料が地盤中で固結していない!
第8 章 防水工
■シール材を変えても、継手からの漏水(個所)が減らない!■シール材がシール溝からはみ出している! ■セグメント継目からの漏水がある! ■止水処理を行っても漏水が無くならない!
備 考 -
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