技術17 内空変位を監視するワイヤレスモニタリング

★内空変位を監視するワイヤレスモニタリング/グレートスタージャパン(株)/鉄道★

<概要説明>
トンネルの内空変位計測において、従来のコンバジェンスメジャーや自動追尾型トータルステーションに代わる高精度傾斜計を用いた
新しい技術です。状来法より高精度、省人化、メンテフリー、低コストを実現しました。

<開発・導入の背景>
■従来の課題(自動追尾トータルステーションとの比較)
・主電源、設置場所の確保が必要。
・視通を必要とし、作業員や重機の移動が必要。更に粉塵やプリズムの汚れにより測定不能なる場合がある。
・複数断面の場合、同一視野内にプリズムが複数あると誤測定する。
・定期的なメンテナンスが必要
・高コスト
■新たに導入した技術の概要(ODS=距離計付3軸傾斜計センサ)
・距離・角度再現性 0.15㎜・0.0005°(0.0087㎜/m) 
・バッテリー 10年稼働 (30分に1回の測定を想定)
・防塵防水性能 IP67
・メッシュ型 通信 (トンネル深部から坑口までデータをホッピング)
・クラウド上のウェブモニターにてデータ監視
・アラート機能あり
・伸縮計や歪計等他センサーを同一ウェブモニターで紐づけ可能
・FTPやAPI機能を用い、他システムへのデータの転送も可能
<導入効果>
・24時間トンネル内の変位を確認し、閾値を超えた場合はアラートを発報
・故障も無く、メンテンナス不要
・傾斜計の設置は短時間、簡単
・専従者不要
<今後の課題>
・国内の事例を増やすと共に他システムとの連動を促進
・国内サーバーでのデータの保管
<参考文献>
https://www.senceive.com/case-studies/costa-blanca-martorell-tunnels