94001

区分
JTA委員会研究成果報告書
図書分類
安全対策(山岳)
図書名/雑誌名
現場関係者必携トンネル工事の安全ー建設機械編ー
主題/副題
/建設機械編
著者名・発表者
建設機械安全特別小委員会(労働省労働基準局安全衛生部安全課監修)
所属
社団法人日本トンネル技術協会
発行所
社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月(表示用)
1994年(平成6年)2月
総頁数
217頁
体 裁
A4サイズ
内容

まえがきよりトンネル坑門作業は、一層の機械化が進み、使用機械は自動化、大型化の一途をたどっている。このような作業環境のもとでは、僅かなミスが重大な事故につながる可能性が大きい. 災害統計を見ると、トンネル工事における死亡災害の約85%が山岳トンネル及びシールドトンネルで発生しており、山岳、シールドのいずれの災害事例も、その約半数は建設磯械・クレーン・自動車に関連したものとなっている。これらの災害を防ぐためには、より適切な安全管理が必要である。本書は、災害事例の大半を占める山岳トンネルとシールドトンネルとについて、計画段階から坑内作業まで、機械の選定、作業計画、安全管理、坑内作業時における取扱い上の留意点等について、各段階に、それぞれの機械に応じた内容となっている。必要な箇所には、関連する法規類の条項についても示し、また、機械類の点検表の例等も添付して、利用し易さにも配慮している。本書がトンネル工事の災害防止の一助になれば幸いである。

目 次

第1編山岳トンネル,第1章機械計画作成上の要旨, 1.1 事前調査,1.2 計画,1.3 工法の概要,1.4 施工中の調査,
第2章建設機械安全管理の要点 2.1 坑内建設機械使用上の特異性,2.2 安全管理,2.3 点検・整備,2.4 電気設備,2.5 その他留意事項,
第3 章坑内建設機械の取扱上の留意事項 3.1 掘削機械,3.2 積込機械,3.3 運搬機械,3.4 支保機械,3.5 覆工機械,3.6 補助工法機械,3.7 荷役機械,3.8 その他共通機械, 第2編シールドトンネル,
第1章機械計画作成上の要旨 1.1 事前調査,1.2 計画,1.3 シールドの概要,1.4 施工中の調査,
第2 章建設機械安全管理の要点 2.1 坑内建設機械使用上の特異性,2.2 安全管理,2.3 点検・整備,2.4 電気設備,
第3 章坑内建設機械の取扱上の留意事項 3.1 シールド機械,3.2 シールド後方設備,3.3 裏込注入,添加剤注入設備,3.4 坑内運搬設備,3.5 二次覆工設備,3.6 荷役設備,3.7 推進設備,3.8 その他, 参考資料: 1.トンネル工事における死亡災害発生状況, 2.各種点検表等の例,1)持込機械等使用届(例)2)ブルドーザ作業開始前点検蓑(例)3)ショベル(履帯式)月例自主検査表(例)4)ショベル(クローラ)特定自主記録検査表(例)5)現場整備報告書(例)6)シールド掘進機巡回サービス報告書(例)7)バッテリー機関車点検表〔持込時〕(例)8)バッテリー機関車点検表〔持込時、月例、年次〕(例)9)バッテリー機関車使用前点検表(例)10)ポータブルコンベヤ目貫点検蓑(例)11)移動式クレーン作業指示書(例)12)車両系建設機械作業指示書(例)13)ブルドーザ作業標準(例) ,3.関係法令