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区分
JTA委員会研究成果報告書
図書分類
施工技術山岳
図書名/雑誌名
ロックボルトおよび吹付コンクリートによるトンネル改築に関する調査報告書
著者名・発表者
NATM適用対策特別小委員会 
所属
社団法人日本トンネル技術協会
発行所
社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月(表示用)
1980年(昭和55年)3月
総頁数
125頁
体 裁
A4サイズ
内容

まえがきより経済の高度成長に伴ない、輸送力の増強は鉄道に於いてその手段に電化が要望されている。その為、電化以前につくられたトンネルでは断面に不足が生じている.こうした背景のもとで電化を遂行するためには活線死線の別はあるが改築は今後も多く行なわをければならず、特に活線の場合には列車運行の安全確保が決め手となる.又電化の他に変状や老朽劣化のトンネルを改築する必要もあり、安全で経済的な施工方法の研究が望まれれている.こうした実情を調査し、最近話題となっているロックボルト・吹付けコンクリートを使っての改築工法について調査研究するものである.調査研究は改築工法に関する実態を調査把握し、それらを踏えて在来工法は勿論、新しい方法であるロックボルトと吹付コンクリートとの適用性を究明するもので本年度は実態調査を中心に、今後の研究の糧とすることを目的に委員会内にワーキンググループである幹事会な設け調査研究を行なって来た。その成果が本報告書である。

目 次

第1章調査研究の目的第2章実態調査
2-1 調査方法2-2 調査トンネル一覧表2-3 調査の集計2-4 調査のまとめ,2-4-1 改築前トンネル,2-4-2 改築後トンネル,2-4-3 考察
第3章改築工法の概論
3-1 改築一般3-2 改築計画3-3 調査及び計測3-4 在来の改築工法
第4章ロックボルトおよび吹付けコンクリートを用いた改築と変状対策
4-1 適用の効果4-2 適用条件4-3 適用上の問題点
第5章文献調査5-1 文献目録5-2 文献要旨
おわりに参考文献