6013

区分
JTA委員会研究成果報告書
図書分類
施工技術山岳
図書名/雑誌名
タイヤ方式による長大トンネルの設計・施工に関する研究報告書
著者名・発表者
施工技術委員会山岳工法小委員会 
所属
社団法人日本トンネル技術協会
発行所
社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月(表示用)
1985年(昭和60年)3月
総頁数
108頁
体 裁
A4サイズ
内容

普及,定着化しつつあるとされるNATMについて,より合理的,経済的とするための研究や試みが各分野で行なわれているが,在来工法に比し断面空間が大きくなったことにより,従来のレール方式に代えて機動性にすぐれたタイヤ方式を採用するケースが増えてきている。本研究は,日本鉄道建設公団関東支社の委託により「タイヤ方式によるずり運搬を考慮したトンネルの設計・施工に関する研究」と題して,将来予想される長大鉄道トンネルの掘削をタイヤ方式により計画する際の問題点,設備の規模,限界点等について一つのモデルを設定して検討した結果をとりまとめたものである。今後,この報告書がこうした計画に際してのマニュアルとして活用されることを望むものである。

目 次

1. 研究の目的および概要1-1 研究の目的,1-2 仮想トンネルの設定,1-3 計画検討項目,1-4 施工上の共通事項
2.施工法の選定と施工上の問題点
2-1 施工法の選定,2-2 施工上の問題点
3.路盤の設計と施工
3-1 排水方式,3-2 排水工の施工,3-3 施工中の仮排水工,3-4 路盤の設計,3-5 梁版およびインバート
4. 機械設備
4-1 機械設備の考え方,4-2 坑内機械設備,4-3 坑外機械設備,4-4 仮想トンネルの施工,4-5 機械設備のまとめ
5. 排ガス,換気方式
5-1 排ガス等に関する基準,5-2 換気方式,5-3 換気機械設備,5-4 換気機械設備のまとめ
6.交通安全対策
6-1 交通安全に関する基準, 6-2 交通安全対策の具体案
7.タイヤ方式による長大トンネルの施工例
(アールベルグトンネル,フレジュウストンネル,恵那山トンネル)
7-4 わが国の鉱山における-実施例,あとがき