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№200303文献紹介

項目 文献の内容
区 分 JTA委員会研究成果報告書
図書番号/分類番号 №200303/
図書名/雑誌名 シールドトンネルを対象とした性能照査型設計法のガイドライン/
主題/副題
著者名・発表者 性能照査型設計特別委員会
所 属 社団法人日本トンネル技術協会
発行所 社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月 2003年(平成15年6月)
掲載頁 -
総頁数 103頁
体 裁 サイズ
内 容 シールドトンネルの覆工体は,現在,土木学会「トンネル標準示方書(シールド編)」を基本に,各企業体がそれに若干の修正を加えた設計手法を用いて設計されている.これらの設計手法の中には,各企業体がその用途に応じて必要となるトンネルの性能を考慮したり,企業体独自のノウハウを加えたりしたものもあるが,基本的には企業体によらずほぼ同一の性能を有する構造物が設計されるような手法が採用されている.一方,ISOをはじめとする国際規格においては,構造物の性能に着目して設計を行う性能照査型の設計法が今後の主流となるという方向性が示されており,同時に,社会全体が規制の緩和に向かっている中で,構造物の多様な要求性能を見極め,それを満足するための設計体系を確立することが,社会のニーズとして非常に重要な位置を占めつつある.本来,構造物に要求される性能は,その用途,構造の形態,周辺の環境,地盤条件等により異なるものと考えられ,また,構造物の使用環境,維持管理の考え方,補修・補強のしやすさなど,その構造物に対する企業体や管理者の考え方によっても異なるものと思われる.個々の要求性能によらず,すべてを一律の安全率で包含するような従来からの設計法も一つの設計の考え方であり,これを採用する企業体も当然のことながら存在してよい.しかしながら,より合理的な構造物の設計を目指す場合には,その構造物に要求すべき性能をよく吟味して,不必要な性能を排除するとともに,特に重要と思われる要求性能に対してはより高い安全性を付与することにより,構造物自体の合理化が図れ,ひいてはライフサイクルコストの低減を考慮に入れた設計が可能になるものと考えられる.また,構造物がこの性能照査型設計法によって設計された場合には,それが有するはずの性能を設計者が保証することとなり,責任の所在が明確になるという特徴もある.したがって,設計にあたっては,設計者の裁量に任せられる部分が多く,設計の自由度が増すことから,義新の技術的な知見を取り入れやすくなるなどの一方で,条件の設定や設計に用いる解析手法の選択などについては,特に慎重な検討が必要となる.本ガイドラインは,シールド工法によって作られるトンネルの覆工体を対象に,性能照査型設計法の適用を検討したものであり,覆工体に要求される性能とその照査方法についての基本的な考え方と手順とを体系的に示してある。用途,規模,地盤条件などが多岐にわたり,かつ,事業主体数も多いシールドトンネルの覆工体の設計にあたり,その対象とする構造物ごとに要求される性能を適切に見極め,それに応じた設計が可能となるように,また,要求性能ごとに差別化を行い,最新の技術的知見が導入できるように配慮してとりまとめている。ここに示した性能照査型設計法の体系に基づき設計を行うことにより,シールドトンネルの覆工体の合理化が図れることを期待するとともに,本ガイドラインが示す考え方を準用することにより,シールドトンネル以外のトンネル覆工体の合理的な設計に道を開くことができることを願う次第である.
目 次 1章総則
1.1本ガイドラインの目的と適用の範囲、1.2本ガイドラインにおける性能照査型設計法の流れ、1.3用語の説明、1.4トンネルの区分、1.5関連する規準類
2章要求性能と目標性能
2.1一般、2.2照査区分の設定、2.3常時性能の設定、2.4施工時性能の設定2.5地震時性能Ⅰの設定、2.6地震時性能Ⅱの設定、2.7特殊時性能の設定、2.8異常時性能の設定、2.9性能レベルと性能マトリックスの設定
3章照査項目と限界値
3.1一般、3.2常時性能に対する照査項目とその限界値、3.3施工時性能に対する照査項目とその限界値、3.4地震時性能Ⅰに対する照査項目とその限界値、3.5地震時性能Ⅱに対する照査項目とその限界値、3.6特殊時性能に対する照査項目とその限界値、3.7異常時性能に対する照査項目とその限界値
4章荷重
4.1一般、4.2常時荷重、4.3施工時荷重、4.4地震動の設定、4.5地震時荷重、4.6特殊時荷重、4.7異常時荷重
5章解析手法
5.1一般、5.2常時性能照査に用いる解析手法、5.3施工時性能照査に用いる解析手法、5.4地震時性能Ⅰの照査に用いる解析手法、5.5地震時性能Ⅱの照査に用いる解析手法、5.6特殊時性能照査に用いる解析手法、5.7異常時性能照査に用いる解析手法
6章安全係数
6.1一般、6.2材料係数、6.3部材係数、6.4荷重係数、6.5構造解析係数、6.6構造物係数
資料編-1性能照査型設計法を用いた照査例
資料編-2非線形解析について
資料編-3施工時荷重のイメージ
備 考 -
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