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区分
JTA委員会研究成果報告書
図書分類
施工技術山岳
図書名/雑誌名
NATMの計測指針に関する調査研究報告書(実態集計編)
著者名・発表者
NATM計測特別小委員会
所属
社団法人日本トンネル技術協会
発行所
社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月(表示用)
1983年(昭和58年)3月
総頁数
73頁
体 裁
A4サイズ
内容

まえがきより昭和50年度に「膨張性地山における鉄道トンネルのNATMの適応性に関する調査研究」と題して,日本国有鉄道東京第二工事局より委託を受けて開始以来,昭和54年3月には委員会活動の集約として「NATMの計測指針(案)」を発行し,NATM施工上,欠かすことのできない計測の方法や,評価の目安など, トンネル技術者の施工上の判断資料として提供した。こうした中でNATMは鉄道トンネルはもとより,道路,水路トンネルをはじめ,地下鉄トンネルや未固結地山にまで拡大され,我が国のトンネルの主流として定着化のきざしを示している。一方,最近のように地質的にも,用途的にも広い分野での実用化に対して作成した時の状況や資料にかなりのひらきがあり,現状は勿論,今後のこの工法の普及状況を鑑みるとき,その内容の改訂は当然との声も多く出てきた。そうした時期に日本国有鉄道東京第二工事局より,実情を把握の上,既往指針(案)の改訂の委託があり,施工技術委員会の中に「NATM計測特別小委員会」を設置し,主として昭和53年度以降のNATM採用現場の実態をアンケート調査し,昭和54年3月発行の「NATM計測指針(案)」改訂の作業を行った。その成果が本報告書である。

目 次

1. 調査研究の目的2. 調査2-1調査の目的2-2調査の方法2-3調査トンネル2-4調査の結果- アンケート集計,2-5調査結果からの考察
3. 改訂NATM計測指針(案)―別冊―あとがき