201505

区分
JTA委員会研究成果報告書
図書分類
施工技術都市
図書名/雑誌名
設立40周年記念事業「シールド技術変遷史」
著者名・発表者
技術委員会都市トンネル小委員会シールド技術変遷史編集ワーキング
所属
一般社団法人日本トンネル技術協会
発行所
一般社団法人日本トンネル技術協会
発刊年月(表示用)
2016年(平成28年)3月
頒布価格 (団体・税込)
7000円
頒布価格 (個人・税込)
6000円
頒布価格 (一般・税込)
9000円
総頁数
315頁第1章9、第2章50、第3章64、第4章72、第5章36、第6章42、第7章23、第8章-添付10
体 裁
A4
内容

平成27年度に設立40周年を迎えたことを記念し、編纂・発刊いたしましたものであり、シールドに関わる経験豊富な技術者が減少している中で、若手技術者への技術の伝承という視点で取りまとめたものである。

目 次

第1章 シールド工法発展の概要 1-1
1.1 近代トンネルの幕開け 1-1
1.2 シールド工法の誕生 1-2
第2章 シールド形式 2-1
2.1 開放型シールドの変遷 2-2
2.1.1 手掘り式シールド 2-2
2.1.2 半機械掘り式シールド 2-7
2.1.3 機械掘り式シールド 2-8
2.1.4 ブラインドシールド 2-10
2.2 密閉型シールドの変遷 2-13
2.2.1 泥水式シールド 2-13
2.3 工事時期一覧 2-50
第3章 施工および施工設備 3-1
3.1 切羽の安定技術の変遷 3-1
3.1.1 切羽の保持媒体 3-1
3.1.2 切羽安定用の添加材 3-3
3.2 シールドの掘削要素技術の変遷 3-6
3.2.1 カッタービット 3-6
3.2.2 テールシール 3-9
3.2.3 余掘り装置 3-10
3.2.4 中折れ装置 3-12
3.2.5 排土装置 3-13
3.2.6 裏込め注入装置 3-14
3.2.7 セグメント組立装置 3-15
3.2.8 形状保持装置 3-17
3.3 施工管理技術の変遷 3-19
3.3.1 測量技術 3-19
3.3.2 掘進管理技術 3-22
3.3.3 裏込め注入 3-27
3.4 周辺要素技術の変遷 3-30
3.4.1 掘削土砂搬出技術 3-30
3.4.2 発進・到達関連技術 3-41
3.4.3 その他要素技術 3-47
3.5 補助工法の変遷 3-53
3.5.1 圧気工法 3-53
3.5.2 地盤改良工法 3-54
3.5.3 地下水位低下工法 3-60
第4章 覆工 4-1
4.1 覆工技術の変遷 4-1
4.1.1 黎明期(~1970年)  4-5
4.1.2 標準化の時代(1970年頃~1980年代)  4-6
4.1.3 百花繚乱の時代(1980年代後半~2000年頃)  4-7
4.1.4 新たなステージを目指して(2000年~現在)   4-8
4.2 用途によるセグメントの変遷 4-10
4.2.1 鉄道 4-10
4.2.2 下水道 4-16
4.3 覆工種類(覆工材料)の変遷 4-21
4.3.1 木製セグメント 4-21
4.3.2 コンクリート系セグメント 4-21
4.3.3 鋳鉄セグメント 4-27
4.3.4 鋼製セグメント 4-29
4.3.5 合成セグメント  4-31
4.4 形状の変遷 4-36
4.4.1 外形,桁高,幅,分割数 4-36
4.4.2 Kセグメント 4-38
4.4.3 特殊な形状 4-38
4.5 継手構造の変遷 4-42
4.5.1 コンクリートセグメント 4-43
4.5.2 鋼製・合成セグメント 4-47
4.6 継手の止水方法と構造細目の変遷 4-50
4.6.1 継手の止水方法 4-50
4.6.2 構造細目 4-57
4.7 製造方法の変遷 4-63
4.7.1 コンクリートセグメント 4-63
4.7.2 鋼製セグメント 4-65
4.7.3 鋳鉄製セグメント 4-67
4.8 二次覆工の変遷 4-69
4.8.1 二次覆工の種類 4-69
4.8.2 二次覆工のコンクリート4-70
4.8.3 型枠 4-70
4.8.4 二次覆工の施工 4-71
第5章 設計技術 5-1
5.1 指針,示方書,基準書などの変遷 5-1
5.1.1 トンネル標準示方書の変遷 5-1
5.1.2 シールド工事用標準セグメントの変遷 5-4
5.1.3 鉄道トンネル指針・実施例集の変遷 5-4
5.1.4 道路トンネル 5-8
5.1.5 下水道トンネル耐震対策指針の変遷 5-10
5.1.6 セグメントの設計 5-10
5.2 覆工の設計技術の変遷 5-19
5.2.1 設計法の変遷 5-19
5.2.2 常時の荷重の考え方および構造モデルの変遷 5-19
5.2.3 施工時荷重に対する設計の変遷 5-28
5.2.4 特殊部の設計の変遷 5-29
5.2.5 地震の影響に対する設計の変遷 5-31
5.3 地盤変状の考え方ならびに地盤変状解析手法の変遷 5-32
5.3.1 地盤変状のメカニズムの考え方 5-32
5.3.2 地盤変状解析手法の変遷 5-33
第6章 施工実績データからみた技術 6-1
6.1 各種条件下における施工技術の変遷 6-1
6.1.1 急曲線施工 6-1
6.1.2 併設・近接施工 6-6
6.1.3 大断面施工 6-11
6.1.4 長距離施工 6-13
6.1.5 急勾配施工 6-16
6.1.6 河川・海底横断施工 6-19
6.1.7 小土かぶり施工 6-20
6.1.8 大土かぶりおよび高水圧施工 6-25
6.1.9 高速施工 6-31
6.1.10 特殊地盤における施工 6-33
6.2 各種施工管理における技術の変遷 6-38
6.2.1 品質管理 6-38
6.2.2 安全管理 6-38
6.2.3 環境保全管理 6-41
第7章 多様化するシールド工法 7-1
7.1 複円形断面シールド 7-5
7.2 異形断面シールド 7-6
7.3 拡幅シールド 7-8
7.4 地中接合・地中分岐シールド 7-9
7.5 障害物撤去シールド 7-12
7.6 同時掘進シールド 7-14
7.7 場所打ちコンクリートライニング 7-16
7.8 大断面分割掘進シールド 7-17
7.9 その他  7-18
第8章 海外を含めた主なシールドトンネルの実績 8-1
8.1 大断面シールドトンネルの実績 8-1
8.2 シールド・TBMで施工した長距離トンネルの実績 8-4
8.3 世界の地下鉄の現況 8-7
【添付資料】
(1)資料収集 添-1
(2)データの概要 添-1
(3)掲載データ 添-1
1.全体件数と用途別の推移 添-2
2.用途別の推移 添-2
3.シールド形式の推移 添-3
4.シールド外径の推移 添-3
5.施工延長と平均施工延長の推移 添-4
6.最大土かぶりの推移 添-4
7.最大水圧の推移 添-5
8.最小半径の推移 添-5
9.R(最小曲線半径)/D(シールド外径)の推移 添-6
10.土質の比率 添-6
11.礫径の比率 添-7
12.礫地盤のカッター形式の比率 添-7
13.礫径とカッター形式の比率 添-8
14.礫径とスクリュー形式の比率 添-8
15.中折れ方式採用の推移 添-9
16.一次覆工種類の推移 添-9
17.二次覆工種類の推移 添-10
18.地中分岐種類別の推移 添-10